今後の日経平均株価のゆくえ(20180828)

今後の日経平均株価のゆくえ

下図は2018年8月27日現在の日経平均株価の日足チャートです。

2018年1月高値を起点とするレジスタンスラインを昨日上抜けてきました。

下図は日経平均株価の一目均衡表です。

4営業日前に雲抜けし好転、転換線は昨日基準線を抜けて好転、遅行線も昨日好転しています。

2018年5月から株価は横ばいに推移していましたが、7月安値に対して8月安値は切り上がったことで、短期的なダブルボトムを形成しリバーサルフォーメーションとなっています。
そして、雲抜け後にダブルボトムを形成するという強い相場となっています。

現在下向きの基準線が上向きに転じてくると一目均衡表的には三役好転となります。

28日以降、

1.5月高値を起点とするレジスタンスライン
2.心理的レジスタンスとなる23,000円
3.5月21日高値のレジスタンスレベルライン

これらをクリアしてくると本格的に強い相場となってきます。

また、現在の高値はボリンジャーバンド+2σに到達しており、ボラティリティ的には買われ過ぎとなっていますが、収束が進んでいるためこのまま発散していく可能性があります。

3のレジスタンスラインを超えるとボリンジャーバンドの発散に沿って上昇することになります。

なお、日経コールオプションが23,000円以上で積み上がっていることにも注目が必要です。

加えて、6月7月の上昇時に影響を与えたように、一目均衡表の能動的波動としての基本数値も注目です。

 

<2018年8月28日、追記>

・日経平均株価は上記2の心理的レジスタンスの23,000円を6円抜けたものの押される展開となりました。
6円抜けても押された理由は、日経225先物miniが23,000円を抜けなかったことに起因します。
・今後、23,000円は強いレジスタンスとなりそうです。
・なお、5月高値からのレジスタンスラインが逆転してサポートラインとなっています。
このサポートラインを割り込まない限り上値を試す展開は継続すると考えられます。
・一目均衡表の「基本数値:9」で一旦の調整となりました。(マザーズ指数も同様)

 

<2018年8月30日、追記>

・日経225先物miniが夜間で22,990円を付けてきました。
コールオプションが積み上がっていることから23,000円を再び試す展開になりそうです。
日経平均株価が5月高値の23,050円を超えてくると信用売りの買戻し、実需の買いで大きく上がる可能性が高くなります。
窓を空けて飛ぶ可能性もありそうです。

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