Ⅴ―6-4.DMI

Ⅴ―6-4.DMI

相場変動の規模や規則性の程度を計測するボラティリティ系指標。
終値の比較を無視して、当日の高安が前日の高安と比べてどちらが大きいかを見極め、相場の強弱を読み価格の変動幅(ボラエィリティ)からトレンドを分析する。

使用する期間nは14日をベースとする。

TR:
(当日の高値と安値の差)
(前日終値と当日高値の差)
(前日終値と当日安値の差)     3つの中で最大値を選択する。

 

基本的な判断は、+DIが-DIを下から上に抜けた場合を買いシグナル、+DIが-DIを下抜けたら売りシグナルとする。
そして売買シグナルが出た後に、2本の線の差が拡大する局面を相場の勢いが強い、差が縮小する局面を勢いが弱いと見る。

DMIは上昇下降を問わずトレンドが発生しているマーケットでは強みを発揮する。
しかし、+DIと-DIの差が縮小してADXが低水準で推移すると、頻繁に売買シグナルが発生しダマシが増加する傾向がある。

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