Ⅴ-5-6.ワコー・ボリュームレシオ WVR(Wako Volume Ratio)
Ⅴ-5-6.ワコー・ボリュームレシオ WVR(Wako Volume Ratio)
ワコー・ボリュームレシオ: 1974年当時に和光証券が発案した売買タイミングを推し量る出来高指標である。
現在では個別株だけでなくインデックスの運用にも幅広く活用されている。
WVR=n日前の(株価上昇日の出来高合計‐株価下落日の出来高合計)÷n日前の出来高合計×100
株価上昇時の出来高を「発散エネルギー」、株価下落時の出来高を「「蓄積エネルギー」と見なし、4つの循環局面で構成される。
① 第1局面: WVRがプラス圏へ浮上、買い方の増加
② 第2局面: WVRが下向く、買われ過ぎから反落
③ 第3局面: WVRがマイナス圏に沈む、売り方の増加
④ 第4局面: WVRが上向く、売られ過ぎから反発