日経平均株価ロアーチャネルライン到達(2018年10月14日)

理論上の底固め

下図は日経225先物(日中)の日足チャートです。

先に投稿したハイアーチャネルラインから下落した株価は、ロアーチャネルラインに到達しました。

先週の特徴として日経平均株価が先物に先行して動く傾向があり、日経平均株価の動きが先物に影響する特異な状況となっています。

ハイアーチャネルラインを上限として反落した株価は、急激な下落により日柄、値幅とも非常に短期間で調整してしまいました。

このロアーチャネルラインはトレンドラインでもあります。

今後の動きとして、今を一時的な底とするならば、一旦のリバウンドはあるものの、そのまま上昇することはなく、再び底を探る動きをしてくるものと思われます。

その際に、先週の底を割らなければ二番底を形成し、以降は日柄をかけながら次の動きを探る展開となります。

 

さて、先週の下落における特徴として大きく空けた窓が挙げられます。

週の前半まではテクニカル的に一時的な調整と見られていたので、逆張りの押し目買いは多かったものの、逆に空売りは少ない状況でした。

そしてNYダウの急落を受けて寄り付き前の気配値から大幅に下げていたことから、空売りを仕掛ける位置的な余地はなく、この下げは売り仕掛けというよりは買い物の投げによるものと推測されます。
よって買戻しが入らない状況にあります。

その為、ロアーチャネルラインまで下落した後の戻りは非常に弱いものとなっています。

 

10月11日安値、および200日移動平均線を割り込むと危険な状況になります。

 

 

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