Ⅵ-1-2.投資主体別売買動向

Ⅵ-1-2.投資主体別売買動向

投資主体別売買動向とは、株式市場の中で投資家別にどの程度の規模で売買を行っているかを把握するための指標である。

集計は、①株式、②転換社債型新株予約権付き社債、③株価指数先物、④国債先物・オプション、⑤ETF、⑥REIT、⑦海外投資家地域別株券売買などである。

現物株の委託に占める売買シェアは、第1位が海外投資家(65.7%)、第2位が個人(21.9%)、第3位が信託銀行(6.0%)で、海外投資家のシェアが突出している。

海外投資家は、日経平均株価が上昇している時は買い越し金額が増加傾向にあり、下落している時には減少、さらには売り越しとなっていることが多く見られる。
逆に、日経平均株価が大きく下落した時には、個人の現金が買い越しになっていることが多い。

投資主体別売買動向は市場内(立会外取引を含む)での売買動向を対象にしており、公募、売り出しで取得したものは集計対象に入らない。

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