Ⅴ-10-4.波動について
Ⅴ-10-4.波動について
時間の経過とともに形成される波動を重視する。
波動論は「基本N波動」と「S波動」に規定し、株価水準や時間を分かりやすくすると同時に中勢、または大勢的な相場の方向性を決定するものである。
3波動のNを「基本N波動」とよぶ。
Nの2連続が上昇5波動、3連続が7波動、4連続が9波動となる。
波動の特徴は、上昇相場では上げは大きく、その後の押しは幅が小さく、高値と安値を順次切り上げるNの連続。
波動の伸展は、上げ相場であれば第1波動より第3波動が上位となって安値と高値を共に切り上げる。
また相場の破綻は前相場の安値を下回った時となる。
9波動をもって上昇相場は終了する。