TOPIXに高値更新に兆し(2026年5月30日)
相場全体への資金流入に期待(2026年5月30日)
・2026年5月29日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価はザラ場で5月27日高値66,428円を77円ほど上回り最高値を更新してきました。
移動平均線は短期、中期、長期ともに上向きで傾きも大きいので、現在のトレンドは強い上昇トレンドと言えます。
・そして株価は短期トレンドを示唆する25MAから大きく乖離しています。
乖離が大きい、つまり買われすぎという観点からは、若干の上値余地はあるものの目先押す場面もありそうです。
エンベロープで見るとほぼほぼ上限まで達していることが伺えます。
(ただし、トレンドが出ているので乖離したまま株価が切り上がる可能性があります)

・一方で着目すべき観点はTOPIXです。
日経平均株価が2月高値をGW前に早々に更新したのに対して、TOPIXの上昇が芳しくなく高値更新できていません。

この動きは、一部の銘柄や寄与度の高い銘柄に資金が集中して平均値を押し上げていたからです。
言い換えると、日経平均株価が上昇したもののマーケット全体にはまだ資金が入ってきていないことを意味します。
しかし、先週になってようやくTOPIXが上昇して高値を試す動きをしてきました。
今後、買われ過ぎた一部の銘柄が利益確定に押されるものの、それ以外の銘柄が買われてTOPIXが上昇する逆の動きになることも想定されます。
そして、乖離の観点からTOPIXにはまだ上値余地があります。

TOPIXが明確に高値を抜けてくるかどうか来週以降の注目ポイントです。
(高値も終値でも陽線で抜けている状態)

・一方で、今後日経平均株価が反落した場合、大きく崩れなければ株価は25MAに沿って動くと想定されます
この点も押し目としてどう動くか注目です。
・株価の上下幅をチャネルラインの観点からみるとこのようになります。

目先株価が反落した場合、25MAまたはローチャネルラインが支持線として意識されます。
さらに長期のチャネルはこのようになります。

株価は25MAに対して収束と発散を繰り返しながら上値はレンジ上限まで、多少の反落があっても下値はレンジ下限まで想定の範囲となります。
