日経平均株価、下ヒゲがSクライマックスになるか?(2020年3月13日)

※ 当サイトは週末金曜日の投稿をベースに日々の動きを追記として書き足す形式で記載しています。

<2020年3月19日、追記>(15:20)

・2020年3月19日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は3月17日の安値を20円ほど割り込み、終値ベースでは安値を更新しています。

日経平均株価は大きく下げたものの、逆行するようにTOPIXは高値引けとなっています。
225採用の値がさ株の下落が平均値を大きく引き下げています。

(このような動きをする時は、何らかの作為的な思惑が隠れていることが多く要注意です)

・さて、今、注目するべきは日経225先物です。

夜間取引で昨夜20時台、本日3時台には、それぞれ16,030円と16,000円まで下に突っ込む場面がありました。
また、本日日中の11時台にも16,055円まで下落しましたが、いずれも買いが入りそれ以上の下落は回避されています。

板の動きから、16,000円付近まで下落すると強烈な買いが入り、16,000円で支えようとする強い意思が感じられます。

買いの手口については不明ですが、昨日の日本経済新聞にも記事が載っていたように、市場では「日経平均リンク債のノックイン価格」が意識されていて、それ以上下落するとノックインラインを割り込むことが懸念されているそうです。

それが理由かどうかは分かりませんが、先物価格が16,000円付近まで下落するとPKOが入るように見受けられます。

そのため、目先の日経225先物の動きは16,000円を下限として、ひとまずは大きく割り込むことは無いのではないかと考えられます。
先物主導という状況において、ここで支えられている限りは日経平均株価も大きく下落することはなさそうです。

・以下はここ5日間の日経225先物(6限月)の動きです。

本日の高値は上値抵抗線が綺麗に機能して止められています。

下値を16,000円と仮定するとディセンディングトライアングルを形成しつつあります。

高値が切り下がるトライアングルなので16,000円を割り込むと2,000円ほど下方ブレイクする可能性が高いです。
その場合、日経平均株価も下ぶれします。

しかし、逆にこれがリバーサルフォーメーションとなって上値抵抗線を上方ブレイクすると、2,000円ほどリバウンドする局面を迎えるかもしれません。

トライアングルの収束がもう少し進んだ頃に上方ブレイクするか下方ブレイクするかに注目です。

・なお、本日米国大使館が面接が必要なビザの発給を停止・無効化しました。
観光のESTAはまだ大丈夫のようですが、今後入国制限がアナウンスされると暴落に繋がるかもしれません。

 

<2020年3月18日、追記>(24:30)

・2020年3月18日、日経平均株価の日足チャートです。

僅かに反発して寄り付いたものの勢いに欠け、上値が重いことから引けにかけて売り込まれました。

ニュース慣れをしてしまったきらいがあり、特別に大きなニュースが無ければ、この付近でしばらく持ち合うかもしれません。

(24:30)
・NYダウが大幅に下落していますが、日経225先物は逆行高となっています。
16,000円付近で強力な買い支えが入っているようで、それ以上は下げさせないような意思が感じられます。
引けにかけてどう動くか注目です。

 

<2020年3月17日、追記>(15:20)

・2020年3月17日、日経平均株価の日足チャートです。

昨夜のNYダウの大幅な下落を受けて安く始まり、3月13日の安値を割り込み一旦大きく下に突っ込みましたが反発して引けています。
前日終値ベースでは僅かに上昇です。

大陰線にならず、本日のところは一先ず難を逃れたといった感じです。

5分足を確認すると三角保合いになっています。

トレンドは下降なので下振れする可能性の方が高いと思われますが、上下のどちらに走るかは今夜のNYダウと日経225先物の終値に左右されることになりそうです。
ブレイクした際の値幅は1,000円程度と想定されます。

今後の想定される懸念事項は、欧州で起きているパンデミックが米国で起こることです。
連鎖の流れとしては可能性が高いと思われ、そうなると最悪の状況になります。

また、実体経済への影響が統計的側面からもこれから明らかになってきますのでまだまだ警戒が必要です。

 

<2020年3月16日、追記>(15:40)(23:10)

・2020年3月16日、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価はNYダウの大幅反発の流れを受けて、金曜日の終値よりも高く寄り付きましたが、日経225先物に入った投機的な乱高下に巻き込まれ下げて引けました。

日経平均株価の高値スタートに対して日経225先物は週末終値と比較して700円ほど低く寄り付き、この時点でリバウンドする強さは否定されました。
14時から瞬時に値幅600円ほど急騰した後、引けにかけてはそこから800円ほど急落するという往復で1,400円ほど乱高下する場面がありました。

結果、日経平均株価はその流れに巻き込まれてしまいました。

日本市場が週末のNYダウの反発を引き継げなかったことに加えて、欧州でのウイルスによる影響が拡大していることで、今夜の欧州と米国市場は軟調になると想定されます。

明日の日経平均株価はもう一段下げる可能性があるので注意が必要です。

(23:10、追記)

NYダウで3度目のサーキットブレーカーが発動されました。
2,300ドル以上の下落です。

23:10現在、日経225先物夜間も本日日中の終値と比較して1,000円~800円ほど下落しています。

5時半の引けにかけて戻す可能性もありますが、明日の日経平均株価に大きく影響し更に安値を切り下げそうです。

 

<2020年3月15日、追記>(13:20)

・2020年3月14日朝5:30の引けの日経225先物の日足チャートです。

金曜日夜、NYダウが大幅に反発したことを受けて、日経225先物(夜間)も大きく反発しました。
現時点では週明けの日経平均株価は窓を空けて上で寄り付きそうな様相です。

しかし、週末の間に欧州(イタリア、スペイン、フランスなど)で更に感染が拡大し非常事態宣言が報じられしています。
仮に、週明けの日本市場が反発したとしても、夕刻から始まる欧州市場は下落する可能性が高く、NYダウがその流れを引き継ぐと金曜日の大幅反発の反動と併せて再び下落する可能性があります。
そうなると、翌火曜日の日本市場再び下落となると想定されます。

週明けの日本市場の反発への期待感は懐疑的になってきました。
仮に寄付きが高くても先を見越して下落に転じるかもしれません。

8:00以降の日経225先物の気配値に注目するとともに、金曜日のセリングクライマックス感が否定されて、更に下落が続くことも想定しておく必要がありそうです。

 

 

二番底の形成まで下落は続く(2020年3月13日)(16:00)

・2020年3月13日、日経平均株価の日足チャートです。

3月12日の安値を更に大きく下回る下落です。
日々、1,000円を超える下落が当たり前のようになってきた相場です。

米国が欧州からの入国を規制したことで、感染確認がさらに増加すると日本からの入国も規制される可能性が高まっています。
もし日本からの入国が規制がされるとダメージは決定的になります。
(目先では五輪開催可否が大きな株価変動の要因になりそうです)

二番底を確認するためのリバウンドがまだ起きていないことから下げ止まる兆しは見られませんが、本日は下ヒゲ陰線となっています。
SQも絡み出来高も多く相当な投げがあった様子で、これが目先のセリングクライマックスになるかどうか。
ダウ先物も同様に下ヒゲになっており、日本の動きを受けて今夜の欧州、米国の市場がどう反応するか注目です。

週末の間に感染確認者数はまだ増加するでしょうが、特段のネガティブなサプライズが無ければ自律反発を期待したいところです。

 

・月足チャートでは、株価は60MAを大きく割り込んでいます。
グランビルの法則の売りの1つ目のポイントになり、「売りの初動」に該当します。

ここは長期投資家がこれまでの上昇分の利益確定をしてくるポイントで、売り仕掛けをするポイントでもあります。

長期波動の観点から見ると、アベノミクスが始まった2012年や2013年の10,000円付近まで下落することも想定されます。

下記チャートのように、リーマンショックの際は月足60MA割れから僅か1年足らずの間に株価の下げ幅は10,000円に及びました。

リーマンショックとの大きな違いは、今回の影響で人の移動が止まり、サプライチェーンが分断され、影響範囲が遥かに大きいために、ただ金融政策や経済政策を実施しただけでは容易に解決できそうにありません。
また、通常に回復するためには相当の時間を要し、国際情勢やパワーバランスも大きく変化しそうです。

NYダウも日経平均株価も、これまでの山が高かっただけにそれ以上の下げ幅になる可能性があります。
そしてスピードも速いと思われます。

 

・現在の日足チャートはテクニカル分析の各指標が機能しなくなっています。
株価は依然として移動平均線から大きく乖離し、いずれ自律反発があるものの妥当なサポートポイントは見つかりません。

今後、チャート系のテクニカル分析が機能し始めるには、リバウンドを経て二番底が確認されてからになります。

しかしながら、日経225先物の分足はテクニカルに沿った動きを見せています。
大幅な下落の中においてもメイントレンド、サブトレンド、修正トレンドの綺麗な動きがあり、コントロールされながら推移している様子が読み取れます。

 

・いずれ、驚くほどの値幅をもって自律反発しますが、事態の改善にはほど遠いので、あくまでの短期のリバウンドに留まると考えたほうが良いかもしれません。

リバウンドを狙った安易な買いにはリスクが伴います。

リバウンドした日の動きとしては、日経平均株価は個別銘柄が寄り付いた時点で平均計算に組み込まれるため、チャートの見かけ上のろうそく足は陽線になります。

その時、各銘柄は大きく窓を空け高い始値でスタートしますが、そこから上昇するか下落するかは分かりません。

ニュースなどでは日経平均株価の大幅な上昇を報じますが、それは単なる前日終値比較なので、実態は寄り付いた後に陰線になり瞬時にして含み損を抱えるかもしれません。
ましてや、翌日に遅れて買いに行くのはもっと危険です。

反発した後には、必ず二番底を試す下げが伴いますので、自ら落ちていくナイフを掴みに行くことになってしまいます。

また、戻り高値で確実に利益を確定することも難しいため、今のような下げ相場では戻りを売る手法の方が有効です。

本格的に買いポジションを検討できるタイミングは、今は下向きの25MAの傾きが緩やかになり横ばいに近づいてくる頃です。
それまでは、底打ちが確認できない下降相場が続くので注意が必要です。

 

・エンベロープから株価の25MAからの乖離率は依然として-10%を超えています。

本日安値の乖離率は-24%に達し、過去に見たこともない乖離です。

 

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